EDEM

RescaleとEDEMは、ハイ・パフォーマンス・コンピューティングのためのスケーラブルでオンデマンドのクラウドプラットフォームであるRescale ScaleXプラットフォーム上で、EDEM GPUソルバーエンジンをサポートしたことを発表しました。GPUソルバーは、EDEMの最新リリースにおける最も重要な追加機能で、シングルノードでのCPUのみのジョブ実行と比較して、パフォーマンスが2倍から10倍に向上します。

EDEMは、鉱業、建設、およびその他の産業分野においてバルク材料・粒子を処理する機器を仮想試験するための離散要素法技術(Discrete Element Method、DEM)シミュレーションソフトウェアを提供しています。EDEMソフトウェアは、2016年7月よりRescale ScaleXプラットフォームで利用可能となっています。

EDEMのCEO、Richard LaRocheは次のようにコメントしています。「EDEM GPUソルバーの導入は、大規模なシミュレーションをより速く実行できるようにすることで、顧客の生産性向上に多大なインパクトを提供します。Rescaleとのパートナーシップにより、より多くのユーザーがRescaleのクラウドプラットフォームを通じて最新GPUにアクセスすることによってDEMエンジンのパワーを活用できるようになります」

Rescaleプラットフォーム上でのGPUソルバーのサポートによって、ユーザーはより短い時間で処理結果を得られ、設計革新に深い影響を与えることができます。RescaleでのEDEMのGPUソルバーのサポートは、両社のパートナーシップの強化も意味します。

RescaleのCEO、Joris Poort氏は次のように述べます。「RescaleのGPUは最先端のコンピューティングハードウェアです。また、EDEMはGPU機能活用のためのソフトウェア最適化に関して先行しています。私たちは、この先進的なシミュレーションソリューションをクラウドにもたらし、あらゆる場所のエンジニアにHPCを容易に利用可能にするためのパートナーとして誇りに思っています」

EDEMについて
EDEMは、バルク材料・粒子シミュレーションのマーケットをリードする離散要素法技術(Discrete Element Method、DEM)ソフトウェアです。EDEMソフトウェアは、鉱業、建設機器、オフロード車、農業機械、およびプロセス産業の製造においてバルク材料を処理または処理する機器の「仮想試験」に使用されます。世界中の優良企業はEDEMを使用して機器設計の最適化、生産性の向上、運用コストの削減、製品開発サイクルの短縮、製品革新の推進に努めています。さらに、EDEMは世界中の200以上の学術機関での研究に使用されています。詳細については、www.edemsimulation.comをご覧ください。

Rescaleについて
Rescaleは、企業でのハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)シミュレーション、およびディープラーニング(深層学習)を実行するための最先端のターンキー・プラットフォームを提供するトップベンダーです。RescaleのScaleXプラットフォームは、180種を超えるソフトウェアと世界最大かつ最も強力なHPCネットワーク上に構築された柔軟なハイブリッド、プライベート、パブリックのクラウドリソースを活用するスケーラブルでセキュアなオンデマンド・クラウドHPC環境です。ScaleXを利用することで設計者や研究者は、工学設計から科学技術計算、およびディープラーニングに至る幅広い分野において、より速く、より良い成果を得ることができます。

This article was written by Rescale Japan.

RescaleのアプリケーションエンジニアであるAlex Huangがポストしたブログ記事の翻訳です。

Alex Huang – 2017年2月20日

このたびRescaleは、当社のプラットフォームで利用可能な強力な新機能、In-Browser SSH(ブラウザー上でのセキュアシェル)を導入しました。Linuxをサポートしているプロバイダーのコンピューティングクラスターを使用するジョブであれば、Live Tailigパネル(テールパネル)の下に実行中のクラスターに接続するためのSSHパネルが表示され、SSHを利用できます。

新しいIn-Browser SSH接続パネル

SSHがサポートされているハードウェア上で実行されるジョブの場合は、ジョブ設定でSSH公開鍵の設定をしていなくても使用可能です。ただし、SSH接続の必要性があり最大限に利用したい場合は、公開鍵を設定しておくことをお勧めします。

In-Browser SSHセッションを起動するには、2つの方法があります。IPリンクをクリックすると、SSHパネルに直接タブが開きます。右側のポップアウトアイコンをクリックすると、最大化された新しいブラウザーウィンドウ/タブが作成されSSHセッションが開始します。

IPリンク(赤枠)をクリックすると、SSH SessionタブにIn-Browser SSHパネルが開きます。別ウィンドウ/タブでセッションを開くには、ポップアウトリンク(青色の丸で囲んだ部分)をクリックします

新しいSSHセッションをタブで開いた場合、SSHセッションパネルにタブが開きます。 ANSIカラーがサポートされています

さらに、マルチノードクラスターを使用している場合、クラスターを構成する各ノードへの接続リンクが表示されます。これは、クラスター内の異なるノードにすばやく接続したい場合に非常に便利です。

クラスター内の別々のノードごとに接続エントリが表示されます

現在のところ、アクティブなSSHタブは、ジョブステータスビューがアクティブな状態のときだけ持続することに注意してください。つまり、[ステータス]ビューから[結果]ビューに切り替えた後に戻った場合は、SSHパネルは閉じられています。 SSHセッションを維持する必要がある場合は、別のブラウザウィンドウまたはタブでセッションを開始することをお勧めします。

In-Browser SSHターミナルはHTML Canvas要素を使用するため、コピー&ペーストは仲介用のクリップボードを経由する必要があります。それを開くには、SSHウィンドウの右上隅にある小さなタブをクリックします。このサイドパネルのテキストボックス内にあるものはすべてSSHセッションで使用できます。貼り付けには、WindowsではCtrl + Shift + V、MacではCommand + Vを使用します。

ブラウザ内のSSHパネルの右上隅にあるタブ(赤枠)をクリックして、クリップボードペインを切り替えます

HTML Canvasを経由するSSHのサポートは、グラフィカルデバイスが使用されないことを意味します。つまり、これはX11転送なしのテキストモードのみです。 X11転送が必要な場合は、適切なX11サポートがインストールされたOSのネイティブ端末を使用する必要があります。

また、ブラウザ内のSSHパネルは、そのジョブの所有者だけが利用できることに注意してください。ジョブ共有機能を使用してジョブを共有した場合は、ジョブの受信者はクラスターへのSSHアクセスを自動的に取得しません。

This article was written by Rescale Japan.