2018年のプロダクトロードマップをチラ見せ- Part 2

プロダクトマネージメント担当ディレクター、Dave Anselmi による投稿です。 原文はこちら

ScaleXの新機能や改良など今後のロードマップを解説した前回の記事では、クラウドの堅牢性、アプリケーションソフトウェア、およびライセンスについてカバーしました。今回は、デスクトップとビジュアライゼーション、HPCワークフロー、エンタープライズ組織管理、セキュリティとコンプライアンス、(マルチクラウド、マルチリージョンネットワークでの)データ転送と管理、ハードウェアとハードウェアプロバイダーに付いてお知らせします。計画しているこれらのことは、皆さまにとって刺激的なものになるでしょう。

デスクトップとビジュアライゼーション
クラウドへジョブを送信することで、キュー内で待機することなく、CPU、GPU、TPU、InfiniBandのような最良のネットワーク構成など、最新のハードウェアにすぐにアクセスできます。最適なワークフローは、ジョブが完了したら、結果をすぐに表示、変更、分析、およびポスト処理ができることです。この第1四半期には、3Dモデルの操作やマルチユーザーでの共同作業など、これらのワークロードを処理するための高性能デスクトップを導入する予定です。また、今年後半の早いタイミングで、エンドツーエンドのデスクトップワークフローも可能にし、仮想GUIを使用してのジョブの一時停止、変更、再開、再開などの実行中ジョブへのインタラクティブな3Dビジュアライゼーションが可能になります。これによって「エッジでのHPC」が可能になり、データ転送を最小限に抑えながら計算能力を最大限にを活用できます。

HPCワークフロー
Rescaleは、複数ステップのワークフローを実行する能力を強化し続けています。これには、クラウドにあるワークフローのグラフィカルな表示機能をさらに複雑なワークフローヘ対応し、オンプレミスワークフローのシンプルなマッピングの実現、また、完了までの時間を短縮するための高性能ストレージをグラフィカルに表現する機能 の追加などが含まれます。

エンタープライズ向け組織管理
企業がワークロードをクラウド上で実施する場合、ビジネスプロセスへの影響を最小限に抑えながら円滑な移行を確保することが重要です。私たちの目標は、複数事業部門を有する多国籍企業が全社で一貫してResacleを利用できて、各組織に適切な予算割り当て、各種制限、および権限を割り当てることができるようにすることです。具体的には、2018年には、予算管理、コスト管理、ストレージとデータ転送の制限を、企業管理者や委任管理者が管理できるようにします。これには、社内のアイデンティティーおよびアクセス管理(IAM)システムとの統合も含まれます。同様に、企業は複雑な階層構造のアカウント構造や、RBAC(ロールベースアクセス制御)を利用する場合があります。 2018年にこれらの機能などを提供します。

セキュリティーとコンプライアンス
クラウドから目をそらせてしまう大きな要因の一つがセキュリティーです。 「自社のデータが安全かどうかをどうしたら分かるのですか?」という質問を、私たちはエンジニアとデータセンターのマネージャーからいつも尋ねられます。 Rescaleは、ITAR、SOC 2、およびCSA.1として規定されたものを含め、業界の最も厳しいセキュリティー基準を遵守することで、あらゆる段階でデータを安全に保護します。今年は、米国ユーザー向けのITARの提供を拡大し、ヨーロッパユーザー向けにGDPRヘの対応を2018年初めに完了し、NIST 800-171とDFARSコンプライアンスとFedRAMP対応を2018年3月までに提供することを目指しています。

データ転送と管理:マルチクラウド、マルチリージョン
HPCが生成する処理を必要とするデータセットは大規模なものになります。エンジニアがグローバルに配置されていて、特定のコンピューティングリソースが特定の地域にのみ存在する場合、最短時間で結果を得ることは複雑な問題になります。 Rescaleは常にプラットフォーム上のデータ管理を最適化しているため、ユーザーはデータを整理したり、ジョブからの出力データを簡単に見つけたり比較したり、以前のバージョンを取得して、必要なデータ転送を最小限に抑えて追加のジョブを起動できます。 Rescaleのサービスと当社の顧客はグルーバルに拡大し続けているため、マルチクラウド、マルチリージョン環境(データグラビティー)における最適なデータ配置のための洞察や推奨を提供することと、グローバルにアクセス可能な(地理的に分散している)状態でデータをローカルに利用できるようにする方法に注力しています。

ハードウェアとプロバイダー
Rescaleは、常に最新のハードウェアとジョブを実行するための最適なプラットフォームを提供していますが、利用者にとっては選択が複雑になっています。私たちは、時間と結果の最良のバランスを決定するための機能を向上させ続けています。その例として、AzureのBring-Your-Own利用の提供と、全てのプラットフォームでの秒単位課金を提供する予定です。これによって、ユーザーがAzureまたはAWSアカウントでRescaleのオーケストレーションとライセンスをフレキシブルに活用でき、1秒単位で費用を管理できます。

上記のアップデートに関して興味がある方はは、support@rescale.comまでお気軽にお問い合わせください。

This article was written by Rescale Japan.